movie / comic / philosophy / アウトプット用ノート

2017年に洋画沼に入沼して早三年。
楽しすぎて楽しすぎて一生死ぬまでこの沼にいたいと思うほどの日々に突如現れた、未だかつて見たこともない沼。

それは、香港映画。
厳密には香港アクション・クンフー映画を中心とした沼。

今までそのジャンルはほぼ見たことはなかったし、アジア圏の作品には基本興味がなかった。
かつてJホラーと山田孝之にハマった時に邦画を少し漁ったくらいで、国外は全くの門外漢。
今年の初めになぜか「イップ・マン」シリーズを視聴した流れから、何本かドニーさんの映画を通るもその時はまだ大した衝動はなかった。(ドニーさんのカッコよさに気付いた今となってはあの時の己の冷静さが信じがたい)
なので、それを除けばブルース・リーはおろかジャッキー・チェンの映画だって鮮明な記憶として観たという覚えがない。
しかし、何も知らない=何もかもが新鮮に写る。だからこそ一度足を取られると早かった。

7月頭に片足を突っ込んでから今日に至る二ヶ月で気付けば80本近い作品に手を出し、ブルース・リージャッキー・チェンジェット・リードニー・イェンの映画を片っ端から観まくった。とにかく面白くて面白くて止められない。この衝動の正体はまだ判明していないが、このジャンルに心な孤独を埋める何があるということは確信している。
先週くらいに母数が洋画に比べて格段に少ないことに気付いてからペースを落とす決心をしたが、仕事から早く帰って観たい映画があるという幸せに今は浸っている。

そもそもことの発端は一年前のちょうど今日に公開された「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。
ワンハリに衝撃→監督公認の狂人クリフ・ブースのヤバい奴度数を測るためベトナム戦争について調べる→ベトナム戦争PTSDに苦しむキャラといえばランボーもそうだな…ランボー観よう→ランボー面白いからエクスペンダブルズ観なおそう→ドニーさんの存在は知ってたので違いを知るためにジェットリーに注目する→「これはガンヤンで間違いない」→ピxivにはガンヤンの中の人たちのクロスオーバーがあるわけで、それを回収するために作品を観るわけで、あれ、ジェットリーって結構可愛くね?本名リンチェイって言うの?可愛いね???からのリンチェ祭り
→自然とジャッキー作品等にも手が伸びる→「プロジェクトA」に感動しすぎて決定打→今

遠回りではあるがタランティーノが香港映画オタクだってことを考慮するとうまい具合にたどり着いたな〜と自負。
そして、どのジャンルでもその気がない時はピxivさんに行ったらダメ、あそこで燃料投下されると尋常じゃない発火が起きる。(結果的に健全な精神面でも入沼できたからよかったけど)

そんなわけで今は香港にいます。
でも、映画オタク魂は永遠に英国にあるので留学です。
これからしばらくはこんな感じです。